2012年 10月 20日
本校職員、震災ボランティアへ
震災の爪痕の残る南三陸町等でがれき処理を行ってきました。
私のほうも「ブログに乗せたいから、是非写真を。」とお願いしたのですが・・・
実際に現地に入ると、想像を超えた大災害を目の当たりにし、現地の方々が頑張っている姿に接して、「はたして写真なんかとっていいのだろうか」という思いがわいたそうです。
私も写真を見せてもらったときに、「そうだろうな・・・軽々しくお願いなんかできないな。」という思いがしました。
そんな複雑な心境の中、撮影してくれた貴重な写真を、掲載します。
管理人は、福島県福島市で13歳まで育ちました。
自分の通った中学校の除染の様子や、出身小学校の運動会の様子がニュースになりました。小学生たちは私の時と同じえんじ色の学校ジャージを着て、マスクをつけ、線量計を持って運動会をしていました。
一時は、祖父母が眠る墓地の放射線量が高く、叔父や叔母が「墓参りにもいけない」と嘆いていた時期もありました。
大好きだったじいちゃんばあちゃんはいったいどんな気持ちでいるんだろう?ふと考えます。
同級生達も、きっと子どもをもつ親になっている人も多いでしょう。地元に残った人達の中には、「子どもたちの将来の健康を守るために、どうしたらいいだろう?」と真剣に悩み、考えている人もいるでしょう・・・・。
3月11日以来、ふとしたときにそういう思いがこみ上げます。
被災地の思い。どんなふうに受け止め、何ができるのでしょうか?
ブログをご覧の皆さんが少しでもそんなことを考え、そしてできることがあれば実行する力になることに、本校職員の取り組みが参考になればと思います。
by tateyama_shou
| 2012-10-20 07:23
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