8月3日

はちみつの日は、1985(昭和60)年、日本養蜂はちみつ協会と全日本はちみつ協同組合が、「8(はち)3(みつ)」という語呂合わせから、この日を記念日と制定しました。

はちみつは、日本では平安時代に宮中への献上品に使われるほど、貴重品とされていました。江戸時代には、家康の孫娘 千姫が、絹などとともに、はちみつ数百貫を持って嫁いだと伝えられています。


蜜蜂のひとつの巣は、大家族でできています。たった一匹の女王蜂と2千~3千匹のオス蜂と5万~6万匹の働き蜂が集まってくるのです。
はちみつは、アカシアやレンゲ、オレンジやクローバーなどのお花畑を元気に飛び交う蜂たちがもたらしてくれる自然の恵みなのです。

(グリコホームページより)

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こちらが女王蜂。


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昨年からミツバチが減少していることはご存知ですか?
減少している理由には、ミツバチが好むレンゲや菜の花などの花粉源、蜜源植物が減っていること、また農薬やウイルスが原因ともいわれています。ミツバチが人間に与えてくれる恩恵ははちみつを作ってくれるというだけではなく花粉の媒介をすることで植物の繁栄を助けてくれています。ミツバチの受粉によって実った果実や種子は小動物のエサになり、多彩な生物が相互に関係しあう豊かな生態系維持に欠かせない重要な存在なのです。ミツバチにとって、今の私たちが住む世界はとても生きにくい場所なのです。
ミツバチたちが暮らしにくさを感じる現状を環境問題として考えてみませんか?
by tateyama_shou | 2012-08-03 04:33 | Comments(0)